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　中央銀行によると６月単月の国際収支が15億7000万ドルの出超（赤字）と、前年同月の３億1200万ドル赤字幅から５倍近く拡大した。しかし、前月５月の16億ドルの赤字幅に比べると若干縮小している。６月の国際収支出超が拡大したのは政府による対外債務支払いが要因。上半期（１～６月）では31億ドルの赤字となり、前年同期の赤字幅19億ドルに比べ63％拡大した。石油価格高騰と国内需要の高まりから貿易赤字が拡大していることが反映されている。中銀では今年の国際収支目標を63億ドルの出超と設定しているが、昨年の13億ドル入超に比べ大幅な出超に転じる見通し。（20日・スター）