バタンガスで溶解工場操業へ
[ 251字|2022.7.8|経済 (economy)|econoTREND ]
国内有数の鉄鋼メーカー、スティールアジア・マニュファクチャリングは声明を出し、2024年までにバタンガス州レメリー町で60万トンの生産量を持つ産業用規模の溶解工場を操業させると明らかにした。現地で回収したスクラップ金属類からビル建設や造船、港湾建設などに利用するビレット(金属塊、小鋼片)を生産する。ベンジャミン・ヤオ同社社長は「この工場は国内で初の産業用規模の溶解工場になる」と説明し、国内におけるスクラップ金属の回収やリサイクルの循環を定着させる役割を果たすだろうと期待している。(7日・スター)