ABS―CBN決算損失額が30%減
[ 303字|2022.6.1|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピンの主要メディアABS-CBNは、第1四半期(1~3月)決算が13億8000万ペソの損失だったと発表した。
フィリピンの主要メディアABS-CBNは、第1四半期(1~3月)決算が13億8000万ペソの損失だったと発表した。損失額は前年同期比30%減少した。9日に実施された統一選の広告収入が同60%増の14億9000万ペソだったことなどが要因。連結総収入は同18.6%増の46億5000万ペソ。世界向けの映画やテレビ番組などの配信も好調で、売上は31億7000万ペソと同5.8%増加した。一方、出演料などを含む製作コストは17億7000万ペソと同6.9%減少した。ABS―CBNは、地上波テレビ局の放送免許更新が認められなかったため、主にインターネットでの番組配信に切り替えている(5月31日・インクワイアラー)