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　米投資ファンドのサーベラスが170億ペソを投資するサンバレス州スービック湾にある韓進重工業の造船所跡地の再開発事業「プロジェクト・アギラ」について、政府の税優遇措置再検討委員会が法人税免除や付加価値税免除などの税優遇措置を付与することを承認した。財務省が10日に声明を発表した。ドミンゲス財務相は声明で、同造船所が西フィリピン海（南シナ海）に近い戦略的位置にあるほか、コロナ禍からの経済回復や雇用創出に貢献できる有望な再整備事業だとして優遇措置承認を承認したことを明らかにした。同事業ではフィリピン海軍に拠点基地を提供するほか、輸出向け製造企業の入居を誘致する計画。（11日・マラヤ）