シンガポールでの上場承認 比エンペラドール
[ 339字|2022.4.19|経済 (economy)|econoTREND ]
ブランデー世界最大手のエンペラドールは13日、シンガポール証券取引所への上場申請が条件付きで認められたことを明らかにした。
ブランデー世界最大手のエンペラドールは13日、シンガポール証券取引所への上場申請が条件付きで認められたことを明らかにした。比とシンガポールの両証券取引所に上場することで、新規株式公開を行わなくても海外の投資家から資金調達が可能となる。エンペラドールは比証券取引所に2011年から上場しており、現時点での時価総額は2340億ペソ。決算報告によると、2021年1~9月期の純利益は前年同期比25%増の73億6000万ペソ、総収入は同11%増の383億6000万ペソ。同社はスペインのブランデー・シェリーブランド「フンダドール」や英国のスコッチウイスキーブランド「ホワイト・アンド・マッカイ」を買収するなどしてブランデー世界ナンバーワン企業となっている。(14日・インクワイアラー)