イワシ・サバをさらに追加輸入へ 農務省が6万トン分を承認
[ 303字|2022.1.20|経済 (economy)|econoTREND ]
ダール農務省は18日、今年第1四半期(1~3月)にイワシやサバなどの小型遠海魚6万トンを追加輸入することを承認したと明らかにした。台風22号(比名オデット)による漁業分野の被害が39億7千万ペソに達するなど水産業の落ち込みが予想され、漁業水産資源局が1~3月期に11万9千トン分の水産資源が国内で不足するとの予測を受けて、緊急輸入を決めたという。同省は昨年10~12月期にもアジなどの小型魚6万トンの輸入を実施したばかり。しかし、大衆魚であるムロアジの国内小売価格は18日時点で1キロ当たり平均220ペソと高止まりしているほか、輸入品のムロアジはキロ240ペソとさらに高値が付いている。(19日・スター)