南ダバオ州のセメント製造業者 税優遇措置付与が承認される
[ 301字|2022.1.19|経済 (economy)|econoTREND ]
閣僚級の税優遇措置再検討委員会(FIRB)はこのほど、複合企業大手サンミゲルの子会社であるオロ・セメント・インダストリーズが南ダバオ州サンタクルス町で計画している総額100億ペソのセメント製造事業に対し、2年間の法人税免除やその後5年間の税控除拡大措置、および原材料や資本設備などの輸入関税免除などの税優遇措置を付与することを承認した。同事業は年間5040万袋に相当するセメントを製造し、ダバオ市などミンダナオ地方で需要拡大が見込まれるインフラ事業向けセメント供給の安定化に寄与するとみられている。また、比政府が目指しているセメント輸入量の削減にも貢献できると評価された。(17日・マニラブレティン)