洋上風力発電でスペイン企業と提携 トリコンティ社が国内5カ所開発へ
[ 380字|2022.1.17|経済 (economy)|econoTREND ]
国内風力発電事業者、トリコンティ・ウィンドクラフト・グループはこのほど、比国内5カ所で洋上風力発電施設を建設する事業計画について、スペインの発電大手、イベルドローラSEと提携する合意書に署名した。すでにエネルギー省から認可を得ている洋上風力発電事業で、カガヤン州アパリ湾とカビテ州フロンテラ湾、南・北カマリネス州にまたがるサンミゲル湾、ネグロス島とパナイ島の間に広がるギマラス海峡の2カ所の計5カ所に総発電量3.5ギガワットに達する風力発電施設を建設する。2026年までに最初の洋上風力発電施設の操業を開始する計画という。事業総額として87億5千万ドルが見積もられている。同事業のパートナーには、スイスを拠点に再生可能エネルギー部門への投資に焦点を当てている投資会社、ストリーム・インベスト・ホールディングスも加わっている。(14日・ビジネスワールド電子版)