貨物輸送問題で衣料メーカー苦境
[ 245字|2021.6.10|経済 (economy)|econoTREND ]
比輸出業者組合の幹部で全国外国人バイヤー協会会頭でもあるロバート・ヤング氏は、コロナ禍と世界の貨物船輸送ルートの混乱などによりマニラからの輸出貨物運賃が上昇し、比の衣料メーカーが苦境に陥っていると明らかにした。同氏によると、現在、比からの輸出は2週間から2カ月ほど遅れているという。また、家具や調度品の輸出は貨物船やコンテナの空きスペースを確保するのが困難になっているほか、運賃も従来の40フィートコンテナ1基当たり4000ドルから1万2000ドルへと高騰している。(7日・スタンダード)