事務所空き室率12年ぶり高水準
[ 243字|2021.4.29|経済 (economy)|econoTREND ]
米国の総合不動産サービス企業、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドによると、首都圏の今年第1四半期(1〜3月)における賃貸事務所空き室率が10.7%に上昇した。アジア通貨危機発生直後の2009年に記録した14.5%以来となる12年ぶりの高水準。コロナ禍で在宅勤務へのシフトが強まっていることに加え、オンラインカジノ業者の撤退が相次いでいることが要因。同期には床面積計20万3000平方メートル分の新規賃貸事務所が建設されたが、3分の2はまだ借り手がいないという。(25日・スター)