港湾貨物取扱量が14%減
[ 287字|2021.2.11|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン港湾庁によると、2020年通年の国内各港の貨物取扱量は合計2億2980万トンとなり、前年比で13.7%減少した。コロナ感染拡大による防疫措置強化や経済活動の停滞による交易縮小が要因。輸出入における貨物取扱量が1億5050万トンと前年比10%減少したのに対し、国内輸送による取扱量は7930万トンと同24%減まで縮小した。コンテナ貨物に限った取扱量は679万TEU(20フィートコンテナ)で同14%減少した。一方、コロナをめぐる防疫措置強化の影響で、フェリーや客船の利用客数は昨年、延べ2490万人と前年の8370万人から70%減と大幅に下落した。(8日・マラヤ)