消費生活苦情件数が5倍
[ 279字|2021.2.4|経済 (economy)|econoTREND ]
貿易産業省のカステロ次官によると、2020年に同省に寄せられた消費生活に関する苦情件数が5万7839件と前年の1万918件から5倍以上に増えた。電子商取引などオンラインビジネスに関する苦情件数が1万5967件と前年比6.5倍まで増えたのに対し、実店舗のビジネスに関する件数が4万1872件と同5倍弱に増えている。ロペス貿易産業相はこの苦情急増に対し、「インターネット取引法が成立すればこれらの苦情も解決されるだろう」と述べた。同法が施行されれば、新たに設立される電子商局(ECB)が消費者保護に向けた電子商取引に関する苦情などに対応する。(31日・スター)