貸倒引当金増額などでBPI純益が26%減
[ 225字|2021.2.1|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥傘下の拡大商業銀行大手、バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ(BPI)は、2020年通年の純益が214億ペソで前年比25.7%減小したことを明らかにした。総収入は1019億ペソで前年比10.5%増えたものの、コロナ禍の影響で不良債権が拡大すると予測されるため貸倒引当金を前年比5倍の280億ペソに引き上げたことなどから、純益が減少した。20年末時点の貸付残高は1兆4000億ペソで前年同月比4.6%減少している。(29日・ブレティン)