比とシンガポール越境データ共有推進
[ 217字|2020.11.28|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン中央銀行(BSP)とシンガポール通貨庁(MAS)は、国境を越えた金融データ共有で提携すると発表した。マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与、核拡散資金調達を防ぐのが狙い。データ共有化は、革新的金融サービスの発展支援やサイバー攻撃に対する防御でも有効と期待している。両中銀はそれぞれの監督下にある金融機関に対し、業務範囲内での個人情報を含めたデータの移動を許可する。今回の提携には法的拘束力はない。(シンガポール時事)