欧州の免税措置撤回ツナ缶業者に影響大
[ 243字|2020.9.26|経済 (economy)|econoTREND ]
欧州連合議会がフィリピンにおける人権問題などが改善しない場合、比から輸入する6千品目以上に付与している免税措置を撤回するとの決議を承認した問題で、ミンダナオ島ジェネラルサントス市にあるツナ缶製造業者組合が「大きな市場を失う」と懸念を表明した。ジェネラル・ツナ・コーポレーションなどツナ缶製造業者6社からなる同組合では1万2千人の労働者を抱えているが、欧州向けの輸出額が2019年度には2億4千万ドルと同組合全体の国内外向け出荷額の65%を占めているという。(23日・インクワイアラー)