家畜用飼料輸入に支障
[ 291字|2020.9.2|経済 (economy)|econoTREND ]
家畜用飼料などの生産や流通に従事する業者が加盟する比飼料生産業者組合(PAFMI)は声明を発表し、飼料や動物用医薬品を国内で管轄する省庁があいまいになっていることからこれらの輸入に支障が出る可能性があると懸念を表明した。家畜用飼料と動物用医薬品に対する輸入許可や登録については2013年の合同通達以降、農務省畜産業局(BAI)が管轄してきたが、通達の効力がこのほど失効。そのため、今後は製品登録について保健省の食品医薬品庁(FDA)が管轄する。しかし、同組合などでは家畜用飼料や動物用医薬品について畜産業局が従来通り管轄すべきとして政府に見直しを求めている。(30日・ブレティン)