ダム事業予定地で先住民代表と合意
[ 275字|2020.8.12|経済 (economy)|econoTREND ]
著名実業家のエンリケ・ラソン氏が合弁出資するワワダム建設運営事業体、WawaJVCoはこのほど、リサール州アンティポロ市の建設予定地に住む先住民代表者らと土地利用に関する合意書を締結したと発表した。今後、同州モンタルバン町に住む先住民の代表者らとも交渉を開始する予定。首都圏の新たな水がめとして期待されていたカリワダム建設事業(総事業費120億ペソ)については先住民の承認を得る交渉が過去数年間難航しているのに対し、ワワダム事業は2日間の交渉で承認を得たという。ラソン氏はアヤラ財閥からマニラウォーターの経営権を取得したばかり。(9日・ブレティン)