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　複合企業大手サンミゲルは11日までに、外資系で国内セメントメーカー最大手のホルシム・フィリピンズの買収を断念すると発表した。昨年５月10日に調印された買収契約の有効期限が切れるまでに、フィリピン公正取引委員会（ＰＣＣ）から買収に関するクリアランスが発行されなかったため。買収総額は21億５千万ドルと見積もられていた。今回の買収契約に対し、ＰＣＣがクリアランスを発行しなかったことに国内の投資家らの間で驚きの声が広がっているという。（12日・インクワイアラー電子版）