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　ドミンゲス財務大臣は16日、国営テレビでのインタビューで、現時点では国有資産の売却の必要はないとの見解を示した。ドゥテルテ大統領が、コロナ対策費用捻出のために、比文化センター（CCP）や国際コンベンションセンターの売却を示唆したことを受けた発言。同大臣は、新型コロナウイルス感染拡大前、S＆Pグローバルレーティングスによる比の信用格付けがBBB+と過去最高だったことを指摘、債権者からの信用が高いため、国有資産の売却までは現実にはあり得ないと語った。政府は、アジア開発銀行や世界銀行、アジア・インフラ開発銀行と積極的に交渉を行い、570億米ドル（2880億ペソ超）の融資を取り付けているとも明らかにした。（18日・スター電子版）