ガス田法人税訴訟で開発会社が勝訴
[ 259字|2019.4.26|経済 (economy)|econoTREND ]
パラワン島沖のマランパヤ天然ガス田事業に関する総額11億ドルの法人税滞納事案について、シンガポールにある国際商業会議所(ICC)はこのほど、開発運営主体会社のシェル・フィリピンズ・エクスプロレーション(SPEX)の訴えを認める裁定を下した。同事案は、同社を含む企業連合体が比政府に対する採掘権料支払いとは別に、法人税を申告・納税していないとして、会計検査院が滞納分の約530億ペソの支払いを求めたもの。企業連合側は政府との契約で法人税が採掘権料に含まれているとしてICCに申し立てていた。(24日・ブレティン電子版)