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　ピニョール農務長官によると、比政府はインドネシア、マレーシア両政府と、比へのパーム油の輸出について協議するため実務者会合を開くことで合意した。インドネシア、マレーシア両国産の安価なパーム油の比への輸出量は過去３年間で倍増しており、比のココナツ油産業に甚大な影響が出ているという。比には約400万人のココナツ農民がいるが、ココナツ油の国際価格も競争激化から低迷しており、比農務省もパーム油を一時輸入禁止するよう政府に勧告している。（29日・スター電子版）