東南アジアと台湾結ぶ航空便 18年に34%増
[ 311字|2019.2.21|経済 (economy)|econoTREND ]
19日付の台湾経済紙、経済日報によると、2018年に台湾と東南アジア諸国連合(ASEAN)やインド、オーストラリアなどの12カ国を結ぶ航空路線は前年比34%増の週平均621便に達し、日本と結ぶ694便に次いで地域別で2位だった。交通部(交通省)民航局の統計で明らかになった。搭乗者数は12%増の約1263万人だった。蔡英文政権は、ASEANやインド、豪州との経済関係強化を図る「新南向政策」を推進。民用航空局は18年1月から、比など12カ国と、台北近郊の桃園国際空港や台北松山空港以外の台中や高雄の空港を結ぶ航空機の着陸料を約20%引き下げた。増便の優遇措置も打ち出し、格安航空会社(LCC)などが増便した。(台北時事)