19年送金額は昨年比15億ドル減少へ
[ 312字|2019.2.13|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン人海外就労者(OFW)問題に詳しい比国内専門家によると、比政府が最近、サウジアラビアなど中東向けの比人家政婦の派遣を10%縮小させる方針を打ち出したため、中東からの送金が大幅に減り、2019年のOFWの送金は年間で前年比15億ドル減少するとみられている。ベリョ労働雇用長官はこのほど、世界的な原油価格の低迷やサウジアラビアなどにおける自国民優先政策などにより比人家政婦の派遣が大幅に減少するとみて、あらかじめ中東へ家政婦を派遣する業者認可数や労働派遣契約数を前年比10%減らすよう求める通達を出している。中銀によると2018年1−11月期の送金額は290億6000万ドルと前年同期比2.9%増。(10日・スター)