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　中央銀行のエスペニリア総裁は６日、統計庁による６月期のインフレ率（5.2％）発表を受けて、「予想を超えるインフレは（経済状況の）後退だ」とした上で、「2020年までの政府目標である2.0〜4.0％を維持できるよう対策措置を取る」と強調した。次回の金融政策委員会は８月９日に予定されており、市場関係者らはそこで中銀が今年３回目となる政策金利の引き上げに踏み切るとの予測が強まっている。中銀は前回の金融政策委員会で2018年のインフレ率予測値を4.5％に、また、19年は3.3％にそれぞれ設定している。（６日・ブレティン電子版）