アヤラの純益が10%増、不動産と電力部門が好調
[ 308字|2018.5.14|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥の持株会社、アヤラ・コーポレーションはこのほど、比証券取引所に今年第1四半期(1〜3月)の決算報告を行い、純益が77億ペソと前年同期比10%伸びたことを明らかにした。不動産大手、アヤラ・ランド社は住宅販売と商業スペース賃貸事業が好調で、純益が65億ペソと同17%拡大した。また、電力部門のACエナジー社はインドネシア事業や国内地熱発電事業からの収益増大などで純益が5憶9300万ペソと前年同期比倍増。一方、拡大商銀3位のバンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ(BPI)の純益が62億ペソと前年同期並みだったのに対し、マニラ水道会社は17億ペソの純益で同17%増と好調だった。(11日・ブレティン電子版)