石油元売りビッグ3のシェア低下 市場の45%以上が後発組に
[ 292字|2018.4.5|経済 (economy)|econoTREND ]
エネルギー省によると、2017年度の石油元売り市場におけるペトロン、シェル、シェブロンのビッグ3による市場占有率が3社合わせて54.6%にとどまり、フェニックスやシーオイルなどビッグ3以外の後発組の合計市場占有率が45.4%まで追い上げている。それによると、市場占有率トップはペトロン社の27.6%だったが、史上初めて30%台を下回った。2位はピリピナス・シェルで市場占有率は19.98%、3位はシェブロン(ブランド名カルテックス)で7.0%にとどまった。次いでフェニックス(同6.2%)、シーオイル(5.1%)など後発組が続き、シェブロンに追いついてきている。(2日・ブレティン)