小売業への外資最低払込資本金引き下げか
[ 276字|2018.3.14|経済 (economy)|econoTREND ]
投資委員会(BOI)のサマニエゴ委員によると、小売業への外資規制緩和に向けた政府内協議で、外資による100%出資を認める事業体への最低払込み資本金を現行の250万ドルから50万ドルに引き下げる案が有力になっているという。当初は20万ドルまで引き下げる案が有力だったが、国内の中小零細小売業者を保護するために、規制緩和レベルを若干引き上げる必要があると判断したもよう。同委員によると、外資による小売業への進出を阻んでいるのは、払込み資本金条項よりも1店舗当たりの最低投資額条項(83万ドル)であるとして、この条項の緩和を目指す。(10日・スタンダード)