森林伐採で操業停止命令
[ 322字|2018.1.13|経済 (economy)|econoTREND ]
先月下旬に台風ビンタがミンダナオ地方を直撃した際にサンボアンガ半島で大規模な土砂崩れが発生し100人以上が死亡した問題で、ドゥテルテ大統領がこのほど、被災地近くの山岳部で森林を伐採しているダーコン・シラワイ・プライウッド・アンド・ランバー社などコンスンヒ・グループの子会社数社の操業を停止させるよう、シマツ環境天然資源長官に命じた。ピニョール農務長官による被災地の現地調査報告を受けて大統領が停止命令を出したもの。同社はアキノ前政権下のレイエス環境天然資源長官から認可を得て北サンボアンガ州で約6万ヘクタールの森林地帯を開発し、パームヤシを植林すると同時に、伐採した森林資源から材木や合板などを生産していた。(10日・インクワイアラー電子版)