PLDTの純益38%増
[ 278字|2017.11.13|経済 (economy)|econoTREND ]
携帯電話最大手スマート社を傘下に持つ国内通信最大手フィリピン長距離電話(PLDT)の今年1〜9月期の純益は219億ペソで、前年同期比38%増加した。傘下のビーコンエレクトリック社やSPi テクノロジーズ社の株式売却益が収益拡大に貢献した。また、電話やブロードバンドなどの固定通信サービス部門の収入が243億ペソと前年同期比12%増加したことも大きい。しかし、スマート社など携帯電話サービス部門の収入は442億ペソと同14%縮小した。パギリナンPLDT会長は「今後、ブロードバンドなど固定通信部門での成長に軸足を置く」と述べた。(9日・スタンダード電子版)