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　英紙フィナンシャル・タイムズの調査部門（ＦＴＣＲ）が算出した東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）５カ国の都市住民の自動車購買意欲に関するデータによると、2017年の６カ月間にますます多くのベトナム人が自動車購入を計画し、フィリピンやインドネシア、タイ、マレーシアの４カ国を追い上げていることが分かった。国営ベトナム通信（ＶＮＡ）が報じた。 それによると、13〜16年の４年間、ＡＳＥＡＮ４カ国の平均的な都市住民の購入意欲は４人に１人（約25％）だった。これに対し、ベトナムは16年に15％超の水準だが、13年は11.9％で、伸び率が５カ国で最も高かった。 ＦＴＣＲは、購入意欲の差が縮小しているのは、ベトナムの中間層の賃金が上昇し、可処分所得が増加したことを示唆するものとみている。 　（時事）