首都圏地下鉄の2025年全線開通目指す
[ 304字|2017.9.15|経済 (economy)|econoTREND ]
トゥガデ運輸長官は、国家経済開発庁(NEDA)閣僚級委員会による承認を得たことを踏まえ、日本政府の融資を受けて実施する首都圏地下鉄建設事業(事業費3556億ペソ)の着工時期が2018年の第4四半期(10〜12月)になるとの見通しを示した。2022年に一部区間の運行を開始し、25年までに全線の運行開始を目指す。首都圏地下鉄(第1期)の北端の駅はケソン市のミンダナオ・アベニューに置かれ、タギッグ市を経由して、マニラ空港までを結ぶ。地下鉄事業の政府間融資契約は11月の安倍晋三首相の来比時に締結される予定で、融資の償還期限(12年間の猶予期限を含む)は40年で、年利は0.1%。(13日・スタンダード電子版)