1〜6月製造業生産が拡大
[ 289字|2017.8.14|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン統計局によると、今年6月単月の製造業生産指数(生産量ベース)伸び率は8.1%で、前年同月の同9.8%から縮小した。しかし、1〜6月期では製造業生産指数は平均10%増と前年同期の9%増に比べて拡大している。理由は好調な内需の維持と輸出品向けの海外需要も改善しているため。一方、1〜6月期の輸出額は310億4千万ドルで前年同期比13.6%増加したのに対し、輸入額は442億2千万ドルで同9.6%増加している。輸出に関しては従来の上位輸出先である米国や日本、中国向けが減少したのに対し、欧州向けや東南アジア向けの輸出額が約4〜5%伸びた。(11日・インクワイアラー電子版)