ASIA WATCH
[ 370字|2017.8.3|経済 (economy)|ASIA WATCH ]
シンガポール経済団体、フィリピンに代表団派遣
シンガポール経済界で、高い経済成長を続けるフィリピンへの関心が高まっている。シンガポールビジネス連盟(SBF)は1日、国際企業庁(IEシンガポール)などとともに、4日までの日程でフィリピンに経済代表団を派遣した。
政府系複合企業ケッペル・コープのロー・チンホア最高経営責任者(CEO)が団長とする代表団には、政府、金融業界、ハイテク業界などから22人が参加。マニラのほか、ミンダナオ島ダバオを訪問する。
欧米系格付け大手フィッチ・レーティングスは最近のリポートで、フィリピン経済は東南アジアで最も急速に成長しているとし、今後5年間の年平均成長率も6.6%と、ベトナム(予想6.1%)、インドネシア(同5.1%)、シンガポール(同2.9%)を上回ると予想している。シンガポールはフィリピンにとって4番目に大きい貿易相手国。 (時事)