衣料や皮革製品分野で協力模索
[ 261字|2017.5.1|経済 (economy)|econoTREND ]
ロドルフォ貿易産業次官によると、フィリピンとベトナム政府は現在、米国向けの衣料および皮革製品の輸出枠を拡大するため、両国間の提携強化に向けた交渉を進めている。比政府は米国の一般特恵関税制度に基づき比産衣料品や皮革製品の輸出拡大に向け製造業のてこ入れを図っているが、繊維や生皮などの原材料が不足している。一方、ベトナム政府は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の発効によるこれら原材料の輸出拡大を目指していたが、同協定がとん挫しているため、今度は原材料の比への供給拡大を狙っているとされている。(4月28日・ブレティン)