バナナ農園へのNPA攻撃が急増
[ 286字|2017.4.19|経済 (economy)|econoTREND ]
ミンダナオ地方における農地改革の受益農民生産組合によると、今年に入ってフィリピン共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)によるバナナ農園やパイナップル農園への襲撃事件が相次いでおり、出荷に影響が出ているほか、農家の収入減など大きな影響が出ているとして、政府に対策を求めた。組合によると、ミンダナオ地方では2月にコンポステラバレー州やブキドノン州でバナナやパイナップルの加工工場が焼き討ちされ、3月27日にブキドノン州のスミフル社のバナナ農園が襲撃されたほか、3月30日にはジェネラルサントス市にあるドール社の冷蔵倉庫やその他の施設が破壊された。(16日・スタンダード電子版)