中国、1月景況指数が低下
[ 344字|2017.2.4|経済 (economy)|ASIA WATCH ]
中国国家統計局と中国物流購買連合会は1日、1月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が51.3だったと発表した。2016年12月と比べて0.1ポイント低下したが、好不況の判断の節目となる50は6カ月連続で上回った。
景気てこ入れのため中国政府が進めた公共事業の拡大などで、中国の景気は持ち直しの傾向が出ている。ただ2カ月連続で指数が低下した。
生産動向を示す指数は53.1と昨年12月より0.2ポイント低下した。新規受注は0.4ポイント低下の52.8となった。雇用は引き続き50を下回った。
企業規模別に見ると、大企業が52.7で、0.5ポイント下がった。中規模企業は50.8と1.2ポイント上昇。小規模企業は46.4で、引き続き節目の50を割り込んだ。(共同)