地下鉄事業の事業可能性調査実施
[ 288字|2017.1.25|経済 (economy)|econoTREND ]
国際協力機構(JICA)の伊藤晋フィリピン事務所長はこのほど、首都圏のマカティ市からタギッグ市、パサイ市の商業地区を結ぶ地下鉄建設事業に関する事業可能性調査を同事務所が実施中だとした上で、17年中に調査が完了する見込みを明らかにした。地下鉄事業は首都圏の渋滞対策として優先事業の一つとして考えられており、総工費は3750億ペソと見積もられている。地下鉄の総延長は20キロで、タギッグ市の商業施設マーケットマーケットから首都圏鉄道3号線のブエンディア駅、マカティ市アヤラ・トライアングルを経由してパサイ市モール・オブ・アジアなどを結ぶルートが検討されている。(21日・スター)