口座情報秘匿法の改正求める
[ 202字|2016.9.7|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行のテタンコ総裁は5日、上院金融政策委員会で証言し、フィリピン国内での資金洗浄を防止するため、国内法による銀行口座情報秘匿条項を改正する必要性に言及した。同総裁によると、世界で口座情報の厳密な秘匿を義務づけているのは比の他にレバノンと北朝鮮ぐらいという。比は1955年制定の国内法で国内預金に関する情報開示を禁止しているほか、74年制定の国内法で外貨預金の情報開示も禁止している。(6日・マラヤ)