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　経営多角化を進めるサンミゲル社の食品部門、サンミゲル・ピュアフーズ社は、ルソン地方バタンガス州マビニ町に新しい穀物ターミナルを建設する。総額25億ペソを投資し、13年末までに操業開始予定。同社の小麦製粉工場に近く、生産コスト圧縮が見込めるという。同社は日本の豊田通商と連携して、バタアン州マリベレス町にある穀物ターミナルの買収を目指したが、イロイロ州を拠点にする小麦製粉業者に獲得競争で敗れた。（20日・スタンダードトゥデー）