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　カラグ財務次官は、脱税調査の一環として、海外にあるフィリピン人所有の銀行預金口座を調査する可能性に言及した。海外の銀行に預金されている脱税資金を追跡するため。財務省がこのほど、国際的な脱税取締り基準に準拠した銀行間の預金者情報の交換を認める通達を出したばかり。経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）が最近、比政府の徴税の取り組みを評価、租税回避地リストから除外したことから、海外の銀行から預金者情報の開示が得やすくなると見られている。（１日・スター）