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　米格付け会社最大手のムーディーズは20日、フィリピンの拡大商業銀行トップ５を含む９銀行の債務、預金に関する格付けを下方修正すべきか見直しに入っていると発表した。指摘された９銀行はバンコデオロ、メトロバンク、バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ、など資産額国内トップ５を占める商銀の他、アライド・バンク、リサール商業銀行、ユナイテッド・ココナツ・プランターズ・バンク（ＵＣＰＢ）など。フィリピン政府による金融機関への支援体制に対する評価が各行の格付けの見直しに影響するとみられている。（21日・マラヤ）