ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 288字|2002.8.12|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブの失業率アップ
労働雇用省中部ビサヤ事務所によると、二〇〇二年上半期の同地方の失業者は、九千九百五十八人で前年同期の六千二百人から六〇%増えた。
比ビサヤ大の卒業生で就職できなかった学生が新卒者の五二%を占めたのが大きい。新規雇用が創出できなかったためだ。
さらに二百三十企業が労働雇用省に対し、不況対策として雇用削減に踏み切ることを通告している。
このため、セブ市商工委員会のパカナ委員長は科学技術省に対し、失業者の再就職に有利な実戦的プログラムを実施するよう求め、奨学金計画も地域産業のニーズに合うよう再検討を求める決議を今週中に議会に提出、成立を図るという。 (9日・ブリティン)