超法規殺害や赤タグ付け継続 24年度版「世界の人権状況報告書」
[ 1551字|社会 (society) ] 無料アムネスティー・インターナショナルの年次報告書で、比について超法規的殺害や赤タグ付け、強制失踪などが継続されていると総括
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは24日、世界155カ国の人権状況をまとめた年次報告書を公表した。フィリピンの状況については、マルコス政権が2年目を迎えても超法規的殺害事件が続き、人権活動家らを共産主義者だと名指しして迫害する「赤タグ付け」が横行しているほか、環境活動家・先住民擁護活動家らの強制失踪も多数報告され、加害者である警官ら治安当局者の訴追なども進んでいないと総括した。