「期待通りの成果」 14カ国空軍種共同訓練
[ 1355字|社会 (society) ] 無料14カ国空軍種の合同空輸訓練が比で初めて実施。孤立地域への物資投下訓練などを行った
パンパンガ州のクラーク空軍基地で17日、米国が主導し隔年で実施する空軍種共同空輸訓練「パシフィック・エアリフト・ラリー」の実地演習が公開された。今週を通して比各地で実施されている今年の訓練では、初めて比国軍が共同主催者となった。今回の訓練には、比米に加え、日本、カナダ、インドネシア、マレーシア、ブルネイ、シンガポール、東ティモール、スリランカ、バングラデシュ、モルディブ、モンゴル、ネパールの14カ国から計779人が参加。目的に「インド太平洋地域をより安全に保つため相互運用性を強化する」ことが掲げられ、中国の海洋進出が強まるなか広範な「同志国」間の連帯を示した。