「比の安保理入り支持を」 大統領が国連総会で演説
[ 1204字|政治 (politics) ] 無料マルコス大統領が国連総会で演説。国連安全保障理事会選挙への立候補の意向を明らかに
ボンボン・マルコス大統領は比時間21日午前、第77回国連総会で演説を行った。その中で大統領は、ミンダナオ和平に触れ「比政府による平和を構築し新しい協力の道を切り開いた経験は、国連安全保障理事会の活動にも貢献できる」と主張。2027~28年の国連安保理事会の非常任理事国選挙への立候補を表明し、支持を訴えた。実現すれば、アロヨ政権期の2004~05年以来、22年ぶりの理事国入り。国際社会に対抗的な姿勢を取ったドゥテルテ前大統領とは異なり、国際社会と融和的な方向で外交実績作りを目指す方針が打ち出された。