「相互防衛条約見直しを」 訪米中にロレンサナ国防相
[ 885字|社会 (society) ] 無料ロレンサナ国防相は「比米相互防衛条約は全面的見直しが必要」と主張
訪米中のロレンサナ国防相は9日、米国防総省を訪問、オースティン米国防長官と会談した。オースティン氏は8月30日に比米相互防衛条約が70年を迎えたことを祝し、ドゥテルテ大統領が7月に訪問米軍地位協定の破棄を撤回したことに改めて歓迎の意を表明。両氏は「米国が引き続き比の主権保持、安全保障を助け、21世紀にふさわしい形で2国間の同盟関係を強固にしていく」ことを確認した。これに先立ってロレンサナ氏は8日のオンラインフォーラムで、比米相互防衛条約について「全面的な見直しが必要」と自身の見解を披露した。