MGCQへの緩和なるか 感染減少も意見対立
[ 1353字|社会 (society) ] 有料新規感染者数が減少傾向。首都圏の防疫措置緩和を巡って省庁間で意見分かれる
フィリピンの新型コロナの感染者数が8月前半のピーク時と比べると、はっきりと減少傾向を示し始めている。8月10日に過去最多の6871人を記録した1日の新規感染者数は、9月以降、1日2千〜5千人に減り、1日当たりの死者数も9月後半から減少傾向が見られ始めた。しかし、首都圏の防疫措置を現在の一般防疫地域(GCQ)から10月以降、修正一般防疫地域(MGCQ)にするかどうかをめぐっては貿易産業省と保健省や首都圏自治体などとの間で意見が分かれている。