中国と米国の信頼度最悪に 現政権下でSWS調査
[ 973字|社会 (society) ] 有料SWS調査によると、中国を「信頼していない」比人が58%とドゥテルテ政権で最悪に
民間調査機関ソーシャル・ウェザー・ステーション(SWS)が7月に実施した米国、中国、オーストラリア(豪州)の3カ国に対するフィリピン人の信頼度調査によると、中国を「信頼していない」との回答が58%にのぼり、ドゥテルテ政権下のこれまで14回の調査で最悪を記録した。領有権争いがある南シナ海(比名・西フィリピン海)での中国の実効支配、強権的な対応が続く香港情勢、コロナ禍との関連など、中国の不信感を増幅させる「3点セット」の影響とみられる。一方で、米国や豪州の信頼の低下も目立っている。