周辺住民は稼働に期待も 35年凍結のバタアン原発 ロシア調査結果は「不可能」
[ 1349字|社会 (society) ] 有料バタアン原子力発電所の稼働への動きがある中、付近の漁村では賛否両論の声があった
ルソン島バタアン州モロン町のバタアン原子力発電所を稼働させる動きが科学技術省、エネルギー省などフィリピン政府内の一部で出ている。同原発はマルコス政権時代の1984年に完成したが、アキノ政変後、安全性への懸念から稼働が凍結されて35年経つ。同原発を海側から眺め、周辺地区の人々に稼働をめぐる賛否を聞いた。