インフラ重視にひずみも マラウィ再建、和平が課題
[ 1363字|政治 (politics) ] 有料ドゥテルテ大統領は就任3年目。積み残した課題も多くあらためて手腕が問われる
ドゥテルテ大統領は30日、就任3年目を迎えた。引き続き高支持率を維持しているものの、麻薬撲滅政策などに象徴される強権政治に批判も根強く、マラウィ再建や共産勢力との和平など積み残した課題も多い。インフラ事業を軸に大型の開発計画が進む一方、財政赤字拡大やインフレ進行などマイナス面も指摘される。残された任期は4年。「ドゥテルテ戦略」を着実に軌道に乗せることができるか、あらためてその手腕が問われそうだ。